クレーンの新設や老朽化による架け替えでは、先ず生産システムの最終目的を確認しなければなりません。企業活動の最終目的はもちろん利益追求ですが、それが達成できるよう間違いのない工場設備の選定、改善を行わなければなりません。生産設備は核となる部分の機器にばかり目が集まりがちです。しかしどんなに大きな生産能力を持つ機械でも、荷役設備と深く連動して効率よくハンドリングが行われていなければ意味がありません。製品の投入システムや排出、保管作業などに関わるクレーンの性能がマッチしていなければ生産設備が持つ本来の能力を使うことはできないからです。この事実は、裏返すと「荷役機器は制約条件のひとつとして大きく生産ラインに関与する危険性がある」といえるでしょう。
鎖の強度は一番弱い環の部分で決まりますが、これと同じように、工場の生産能力も一番能力の低いところ、「ボトルネック」で決まります。工場の生産量を増やすためにも、ボトルネックの能力を上げなければなりません。ですから生産現場である工場を見直し、制約条件の認識をする必要性があります。その中で自社の工場にあったクレーンの設置台数、仕様を決定する必要があります。明和精機では以上のような観点から全体のバランスを見て、お客様に最もふさわしい荷役設備をご提案しています。